産業廃棄物について
産業廃棄物は立派な資源です!

当社では現在、潟}ルサンと協働して『産業廃棄物は廃棄物ではありません!立派な資源です』と言うことで資源のリサイクル化に取り組んでおります。(前回までは廃棄物処理としていました。)
 廃棄物の内容について少しご説明させて頂きます。
 まず、水物 についてですが、コーヒー、ジュース、化粧水、液体については、液として処理する際は産業廃棄物品目でいう「廃酸」となります。製品が梱包されており容器のままの混合物なのでマニフェストに品目として計上していません。弊社ではまずは手作業で種類分別して、ダンボールは故紙として再資源化し、ビンはカレットとして再資源化、プラスチック類とその他紙類は固形燃料に加工しています。液は残さとしてタンクに貯めて廃酸として処理しています。廃酸は焼却等の処理となりますが、粘度が高く、色が濃いほど高くなります。飲料物は重量の多くが液となるので、通常は処分費に選別人件費、液を輸送するタンクローリー費用が付加された処分費となります。弊社ではダンボールやその他紙、ビン、プラスチック類が有価又は安価で処理できるので、その分で液の処分費と選別作業費をまかなっています。 廃液を不適正処理(下水に放出等)せず、適正処理した場合、弊社の値段でできるところは殆ど無いと思います。 
 次に粉物ですが、粉も単体を品目言うと、「動植物性残さ」又は「汚泥」となり、処理費は液物と同様になります。なぜ液物より安くなるのかというと、梱包材やパッケージに紙やプラスチックが多用されており、粉自体が軽いので全体重量でパッケージの占める割合が大きいからです。その分、資源化される率も高くなり、減額の幅が大きくなります。

当社と協働の潟}ルサンは、産業廃棄物の処分業の許可を幅広く取り揃える中で、大阪府の登録再生事業者としてマテリアルリサイクルに強く、プラ、紙、ガラス、金属等の品目別のリサイクルだけでなく、プラスチックの種類別リサイクルも行っています。また、廃棄物の中で焼却するしか方法が無かったプラスチックや紙類、木くず、繊維類が混合した廃棄物についても、固形燃料化(石炭の代替燃料)を行っており、業界でも最高レベルのリサイクル率を達成していると自負しております。
そのような中で世間的に環境意識が高まる今日、企業のCSR活動にも一役買えればと考えております。